目からウロコのコーチング
本日は「目からウロコのコーチング」(播摩早苗)という本で印象に残った話と、この本の内容を受けての自分のアクションプランについて書いていきます。
【印象に残った話】
以下の3つが印象に残りました。
1.なぜコーチングが必要なのか?
2.相手の中に眠っている答えを引っ張り出す
3.コーチングの目標設定について
詳細を以降で述べます。
1.なぜコーチングが必要なのか?
コーチングとは、会話によって相手の能力を引き出して、前に進めるようにサポートして自発的に行動することを引き出すスキルを指します。「人にこれをやりなさい」、と指示されるよりも、「何をすべきだと思う?」という質問をして相手の考えを引き出すことで行動を促した方が、相手の自発性を高め結果的に成果につながるケースが多いと思います。
このように、自分の考えの押し付けではなく、相手が考えを引き出し自発的な行動を促すためにコーチングが必要とされています。
2.相手の中に眠っている答えを引っ張り出す
相手の考えを引き出すためには、下記の3ステップが重要です。
①質問する
②聴く
③受け入れる
例えば、自分が経営者の立場で従業員から辞表を提出された場合、まずは「辞めたいんだね、仕事に向いてなかったのかな?」と相手の言葉を復唱しつつ問いかけ、その後相手から「実は性格が合わない相手がいるんです」など次の言葉が出てきたら聴いてあげて、頷きつつ受け入れる。すると、受け入れてもらったことで「なぜ辞めたかったのか?」と相手の考えを促すことができます。
3.コーチングの目標設定について
相手の目標を視覚化してあげて、目標達成への意欲を掻き立ててあげることが大切です。そのうえで、上記で示した相手の考えを引き出し、相手がゴールを達成するためのサポートに徹することが、成果を最大化することにつながります。
【アクションプラン】
まずは、身近な家族の目標達成をサポートすることから始める。
携帯を買い替えたいと言っている妻に対して、新しい携帯で何をしたいのか(目標)を引き出したうえで、その目標を達成するための選択肢を考えてもらい、さらにどの選択肢を選択するかの意思決定をサポートすることに今回のコーチングスキルを適用してみる。