ユニークなキャリアの作り方 IT品質の革命児・トビーのブログ

大手SIer勤務 / 10年間の業務システム開発SE経験を経てIT品質保証コンサルタントにキャリアチェンジ / 世間の常識にとらわれない自分らしい「ユニークなキャリアの作り方」を発信中 / 30代 / 子供1人 / ベトナム駐在経験有 / ボルダリング、筋トレ

新しいチャレンジのはじめ時

こんにちは、トビーです。

本日は、「新しいチャレンジのはじめ時」として適切なタイミングはあるのかについて、私なりの考えを書いていきたいと思います。

 

結論から言うと、「これ今始めてももう遅いかな」と思った時がはじめ時だと思います。例えば、私は2年前に海外赴任という形で約1年間海外でシステム開発業務を行っていました。

 

上司から海外赴任の話を受けた時は、海外に行きたいという気持ちはあったものの、業務内容が担当者として設計、開発を行うというものだったことに抵抗感がありました。

なぜなら、当時私は某金融機関のシステム開発プロジェクトにて、プロジェクトの取りまとめとして10名程度の要員の開発の進捗や品質の状況をチェックしながら推進を行っていたからです。

今更、入社3年目くらいで経験する設計、開発業務を行うのはどうなんだという気持ちがありました。

一方で、私の会社では入社3年目くらいまでに一定の設計、開発経験を積み、徐々にチームの取りまとめに移行することが多いのですが、私自身はほぼ設計、開発経験を積まないまま、管理業務のみを行ってきていたため、業務の中身に対する深い知識経験が無いことにコンプレックスがありました。

プロジェクトマネージャとして今後キャリアを積むにしても、現場で発生する問題に対処するためには自分で設計、開発の経験を積むことが必要だと思い、今更という思いはありましたが海外でその経験を積むことにしました。

 

結果的に、その判断は正解だったと今になって思います。

そこで得た開発の知識が無ければ、今プロマネとしてプロジェクトのリスクがどこにあるのかを洗い出したり、メンバーから上がってくる課題に対する対処も十分にできないだろうと思うからです。

 

他人と比較するなら、開発経験を積むタイミングは遅いと言わざるを得ないでしょう。一方で、自分が何をしたいのか、自分がこれからどうなっていきたいと考えた時に、その経験が必要でやってみたいと思うなら、たとえ人と比較して遅かろうがその時がはじめ時なんだと思います。

 

今、海外赴任から1年ちょっと経過して、今から考えると、1年前という過去の早いタイミングでの決断だったと思えます。今より早いはじめ時は無いと思います。

その時、遅いかな、と思うのなら、その瞬間から新しいチャレンジを始めましょう。

 

以上、トビーでした!