ユニークなキャリアの作り方 IT品質の革命児・トビーのブログ

大手SIer勤務 / 10年間の業務システム開発SE経験を経てIT品質保証コンサルタントにキャリアチェンジ / 世間の常識にとらわれない自分らしい「ユニークなキャリアの作り方」を発信中 / 30代 / 子供1人 / ベトナム駐在経験有 / ボルダリング、筋トレ

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている by ふろむだ氏

1.錯覚資産とは?
その人の実力云々に関わらず「すごい人」だと勘違いさせてしまう肩書やラベルのこと
1つ実績を残した人を見ると全てが優れているような錯覚を起こしてしまう!(ハロー効果という)

(例)
ツイッターフォロワー10万人のAさん:カリスマ性あり→フォロワーお金で買っただけ、カリスマ性なんてそもそもないかも!
有名企業の役員のBさん:めちゃくちゃ仕事ができる→上司に媚びまくって出世しただけ、仕事そんなでもないかも!
ベストセラー本の編集者Cさん:革新的な発想持っている→本の作者は革新的な発想者だけど編集者は別に大した発想力無し!


2.錯覚資産が運よりも実力よりも大事な理由

理由その1:錯覚資産は理屈では分かっていても騙されるものだから
ツイッターのフォロワーが多いのはカリスマ性の証明にはならないと分かっている
・だけどいざその人を目の前にするとすごい人だとどうしても思ってしまう

理由その2:錯覚資産は実力につながるから
・実力は肩書やポジションを手にすることで後から付いてくるもの
・成長機会の多い、プロジェクトの責任者などのポジションに就いて仕事することで後から実力がどんどん付いてくる
・「そのポジション、自分なら余裕でやりますよ」風な雰囲気を醸し出して実際にそのポジションで仕事する機会が得られればこっちのもの、
最初は実力が無かったとしてもそのポジションでの仕事を通じてどんどん仕事の実力をつけていくことができる!
・そのポジションに就く前の時点での実力が同じだったとしても、錯覚資産を利用せずに「私にできるかわかりませんね、、」と言って成長機会を逃した人と比べると、
5年後10年後に実力に大きな差が付いてくるのは明らか
・錯覚資産→良い環境→実力→成果→錯覚資産→…のループを回し続けて錯覚資産を利用して実力を付けていくことが超重要!

 

3.錯覚資産の作り方
・まずは「根拠の無い自信」で良い!
・それもなければまずやるべきことは何でもいいからまずは小さな成果を出して、それを周りにアピールすることで「少しはできる奴」と錯覚させること!

 

4.錯覚資産の使い方
・上記で述べた、まずは小さな成果を出して、それを周りにアピールすることで「少しはできる奴」と錯覚させたうえで、
今より成長機会の多いポジションを取りに行く!上司や実力者にアピールして成長機会を自らつかむ!

 

5.錯覚資産についての注意事項
・錯覚資産は自分の成長機会を獲得するために使うのはいいが、自分の錯覚資産に自分が騙されてはいけない!
・例えば、自分が有名企業に勤めているとして、自分に実力があると勘違いして仮に内定が出たとしても、実力が足らず活躍できないこともありうる!
・自分の実力を正しく把握したうえで、自分の実力を伸ばすために錯覚資産を「利用する」のはいいが「利用される」のはダメ!